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マッチョな大学生のブログ 旅行、ヒッチハイクも好き

明日の予定の立て方

みなさんは一日の予定を立てたは良いものの、それを全然完遂できず、落ち込んだり自分をダメだと思った経験はありますか?

 

【1日の予定の立て方】

 

今日はそれを防ぐための方法をお伝え出来たらなと考えています!

・TODOリストではなく、予定表をつくる

→TODOリストだとタスクの量が多すぎて大体終わらない

 

・作業時間は2倍の時間で見込む

 

・予想される障害とそれについての対策を書く

→寝坊しそうだから予定は1時間遅れを想定しておく

 

・やるべきことだけでなく、試してみたいことも入れる

→作業がどんどん進む

 

・当日ではなく、前日の寝る前に予定を立てる

潜在的な不安を予定を書きだすことにより解消し、安眠に繋がる

【参考】

https://www.youtube.com/watch?v=QgRjIIXDjEQ

ランニングのススメ

ランニングのメリットはたくさんあります。

皆さんもランニングを習慣化しましょう!!

 

【ランニングのメリット】

・体形キープ

→速すぎないペース(心拍数140くらい)で20分以上走れば脂肪燃焼効果

 

・めっちゃ気持ちいい!!

→走った後の爽快感がたまりません!

 

・走りながら悩みや考えを整理

 

・自分の知らなかった地元の道を知れる

 

・1時間以上走ったら、その後3時間脳のゴールデンタイムがくる

有名な作家や経営者などは毎日欠かさずにランニングしている人が多いそうです。

 

・生活のメリハリがつく

【継続のコツ】

Nike Run Clubというアプリを入れて、仲間と切磋琢磨する

 https://www.nike.com/jp/nrc-app

 

このアプリは自分が走った距離やペース、時間を計測してくれるものです。

信号などで止まった時も自動で計測中断してくれます。

 

しかもこのアプリ、友達と走った距離を競い合うことができます!!

 

NikeRunClub」のリアルタイムTwitter(ツイッター)ほぼ一覧

 

このように、ランキング形式ででるので、モチベーションがめちゃめちゃ上がります

 

・速すぎないペースで

 

【注意点】

・寝る2時間前には終わらせること

→交感神経が活発化してしまうので眠れなくなるから

 

・ダイエット効果を過度に期待しないこと

→体形キープはできるけど、ランニングで痩せることは難しいです

 

・速さに拘らない

→疲れて続かなくなる。適当にやるのが継続のコツ

 

 

皆さんもランニングを継続して、メリハリのある生活を送りましょう!!

布団に入ってすぐ寝れるようになる方法

布団に入ってもなかなか寝付けない人はいませんか?

なかなか寝付けないと、翌日の生産性が落ちたりテンション低くなったりしますよね・・・

今日はそれを改善するための方法を紹介します。

 

【施策】

・寝る30分前にスマホ、テレビ、ゲームの電源を切る

スマホなどの電子機器は脳を活性化させる効果があります

 

・寝る90分前までに風呂、飲酒を済ませておく

副交感神経を活発にするためです

 

・布団に入った後、全身に思いっきり力を入れて緩める

足から頭へと下から上に順番に力を入れていくといいそうです

 

・いい寝具を買う

睡眠時間はかなりの人生の中でかなりの時間を占めているので、そこは贅沢に使いましょう

 

【参考】

 

スタンフォード式 最高の睡眠

スタンフォード式 最高の睡眠

 

 https://www.youtube.com/watch?v=s_dnsm67MwE&t=33s

→メンタリストDaigoさんのyoutubeです。上記の力を入れて緩める方法が詳しく解説されています

 

この2つを見て勉強すれば、睡眠に関しての悩みは減るでしょう!!

睡眠は超大事なので、皆さんも睡眠の質に拘りましょう!!

『誰も教えてくれないお金の話』 うだひろえ

 

誰も教えてくれないお金の話 (Sanctuary books)

誰も教えてくれないお金の話 (Sanctuary books)

 

 おすすめ度★★★★★

 

学校では教えてくれない「お金の教養」を身につけるための入門書として最適な1冊です。

高校生、大学生は必ず読んでほしいです。

お金に対する意識や考え方が変わります!!

 

【内容】

・お金は単なる人生を楽しむためのツールでしかない

 お金を理由にギスギスするのはもったいない

 

・家計簿をつけて、無駄な支出を把握する

・貯金の目安は収入の2割

貸借対照表を作って、純資産を把握

 純資産を年収と同じくらいためておくと不測の事態に対応可能

・商品の価値を見極める

 価値と価格は違う

・家計の見直し・・・固定費削減>無駄遣い削減>変動費削減の順に効果が高い

・感情ではなく数字でお金を見極める

・お金は稼ぐ力と管理する力に分解可能

・収入が入ったら真っ先に貯金分を引き、残りを生活費にする

・家を買うときはローンシュミレーションしてから物件を探す

・家賃200倍の法則・・・家賃×200>物件価格の場合良物件

            利回り6%以上だから

・うらやむ=心病む 人をうらやむのは心の病気

人をうらやんでいたって何も変わらないし何も始まらない

・どんなにお金が増えてもお金の「正しい使い方」を知らなければお金はすぐに無くなる→むやみに生活レベルを上げるべきではない

・大事なのはお金について悩むことではなく、「考えること」

・勉強する→知識を得る→実行する→気付く→勉強する・・・のサイクルを回し続ける

・保険の見直し時・・・子供が生まれた時、子供が経済的に自立する時、家購入時、

           仕事を辞める時

・子供にかけるお金・・・どんな投資よりも価値があるもの

・「教育が高くつくというなら、無知を試してみるといい」

『上昇思考』長友佑都

 

上昇思考幸せを感じるために大切なこと

上昇思考幸せを感じるために大切なこと

  • 作者:長友 佑都
  • 発売日: 2012/05/25
  • メディア: 単行本
 

 おすすめ度★★★★★

 

サッカー日本代表長友佑都選手のメンタルについて書いてある本。

私達の生活に応用できることがたくさん載っています。

特に、長友選手のおばあちゃんの手紙がとても奥深いです。

人生の本質をついた素晴らしい手紙だと思います。

 

【内容】

・全ての基は「感謝の心」

頑張ることができるのは、誰かに恩返ししたいという気持ち

今を当たり前に生きていることに感謝

不幸の数ではなく、幸せの数を数える

 

・「バカ」になる

×トガる

人と打ち解けるために有効な手段

特に相手がツンツンしている人だったら、自分から話しかけてバカになる

バカになれるのは心の余裕があるから

 

・弱気になったりくよくよしたら上を見上げて空を見る

 

・自分の弱さを自覚し、受け入れることが成長への近道

 

・自分が選んだ道を正解にする

 

・1日1つ誰かのためになることをする

 

・常にチームや周りの人のことを考える

自分より他人のことを大切にする

 

・イライラしたり心の平静を保てなくなったことはノートに記録する

 

・1日10分自分と向き合う時間をつくる

 

・×折れない心

 〇ふにゃふにゃの心「スポンジのように素直に何でも吸収できる力」

 

・辛い時期は成長のチャンス

辛ければ辛いほど大きくジャンプできる

苦境に立たされた時は、周囲や環境の変化を期待するのではなく、自分が変わらなければならない

 

・ミスをしたとき→ミスの原因とどうすればそれを繰り返さずに済むのかを考える

 

・ネガティブなことは口に出さないだけでなく、思わないようにする

 

・人生の3本柱→「自分づくり」「仲間づくり」「感謝の心」

 

・人のことを悪く思わない・・・自分に原因があるor反面教師にする

性格が合わない上司も歓迎する→新しい考え方を吸収できるチャンス

 

・自分が話すよりも人の話を聴く方が大切

うまくいっているとき、調子に乗っているときは特にそう

そういうときにこそ謙虚になって人のアドバイスに耳を傾けるのがいい

 

・コミュニケーションの第1歩は笑顔

 

・どうすれば壁を乗り越えることができるかを考えながら努力を続けることによって、成長することができる

 

・限界(肉体的にも精神的にも)は自分が考えているよりはるかに先にある

 

・人生=今日1日大切に過ごすことの積み重ね

 

【おばあちゃんの手紙】

「命が一番、元気が一番です。心の元気が健康のもと。

 心をやわらかく。苦しさを嬉しさに変える。

 何があっても絶対に解決の方法はあります。

 いいこと、悪いこと、喜び悲しみは表裏一体です。

 今の状況を抜けるときは、人生が飛躍するときです。

 一流の人の条件は、長く続けることです。

 上から目線は、頭しか見えません。周りが見えません。

 自分が偉いとか上手だとか思った時人生の誤りが始まります。

 人にわかってもらいたいだとか、変わってもらいと思っている間はしんどさが続きます。相手が悪いのではありません。

 落ち込むと後悔の念が先に立ち、失敗ばかりに目がいきます。

 抜けだすにはきっかけをつかむこと。

 自分の気持ちを変えるのではなく、きっかけを待って変わるものです。

 そのきっかけは友人、先輩、子供、本や映画、何でもいいです。

 悶々としているときは、思考回路が空回りします。

 肩の力を抜いて、心に響く言葉に出逢うことです。

 笑いは天の花。いっぱい笑ってください。

 公私ともに中傷もありますが、すべてをバネにしてください。

 嫉妬・悪口を言ってくれた人に感謝して大きくなることです。

 人間万事塞翁が馬です。

 お父さん、お母さんに感謝ですね。」

 

「日常生活でも、基礎の部分がしっかりしていればとっさのとき、何か起きた時にも、

 どうにでも補えます。

 ピンチを抜け出せる基礎のある人は出来、不出来が無く安定してます。

 人生は順調に成功していくばかりではありません。

 成功は人間の表面を飾ります。

 失敗は内面を豊かにします。

 人間の成長のために失敗は用意されています。

 失敗には成功に劣らぬ報酬があります。

 失敗を恐れて何もしないでいては、生涯失敗ばかりになります。

 人は、表現する言葉を失ったときにキレます。

 多くの言葉を用意して、褒めの言葉を考えておくことです。

 生活は質素に、志は高く、物を大切に。

 特に、自分がよく使うものは自分の分身だと思ってください。」

 

おばあちゃんどんな人生送ってきたんだろう・・・

そこが気になる・・・

 

小説 仮面ライダーファイズ ネタバレ考察

 

 

 

TV版との設定の違い

・スマートブレイン、デルタは存在しない

・カイザギアは無数にある

・ドラゴンオルフェノクの正体

・スパイダーオルフェノクの正体

・結花が海堂に惚れていない

・結花が喋れない

・結花の境遇(TV版より酷い)

・木場、結花、海堂のオルフェノク覚醒のきっかけ

 

この小説は、TV版の脚本の井上さんが本気を出して書いたもの。つまり、朝8時に放映するとか、子供向きにしなければならないなどを一切考えずに仕上げたものです。

そのため、こっちが井上さんが書きたかった「真」のファイズといえます。

TV版より、人間対オルフェノクの構図が意識され、それ以外は全てそぎ落とした感じです。

また、TV版より残酷でエロい描写がたくさんあります。とても子供に見せることができる内容ではありません。確かR15とかに指定されていたと思います。

 

【内容】ネタバレ注意!!

主な登場人物

・たっくん

・真理

・啓太郎

・木場

・海堂

・結花

草加

・沙耶

・勇介(啓太郎と結花の子供)

主人公は真理。

これだけです。シンプルです。しかしとても奥深く、これが本当のファイズです。

 

時期は、本編で海堂がオルフェノクに覚醒してすぐくらいです。

 

真理と木場が付き合い始めます。

しかし、お互い過去を隠しあっているため、2人の間には大きな溝ができます。

(真理:流星塾生で、親がいない 木場:実はオルフェノク

海堂「お前、マジで相手の女に惚れてんのか?もしかして、自分が人間であることを確認するためにその女を利用しているだけなんじゃないのか?」

非常に本質をついた発言ですね。

海堂はオルフェノクの中でも、最も人間らしく、普段おちゃらけている中時折本質をついた発言をします。そして、木場の理想である人間とオルフェノクの共存を実現している存在なんです。実際人間を殺していません。(事故で1人殺した)だからかっこいいんです。

 

そしてたっくん、啓太郎、真理、木場、結花、海堂が6人で初めて顔を合わせます。

本編と同じく啓太郎は結花に惚れます。

ここで、たっくんがギターを披露。これは本編に無い場面ですね。

 

そして時が過ぎ、真理は流星塾の先生に呼び出されます。

ここで、一度流星塾から里子に出された子供が全員流星塾に戻ってきていることが判明。なぜなら、里親が全員殺されたから。

真理の里親も例外ではない。

謎を解き明かそうとしているときにオルフェノクに襲われ、先生が死ぬ。

 

 

このタイミングで草加が登場。

そして、真理をレイプします。衝撃的過ぎる。

ここで、本編で語られていない伏線が回収される。

草加の記憶でボートに流されている場面と、手を頻繁にウェットティッシュで拭くことだ。

草加の父は草加が幼いころに失踪し、母の手1つで育てられたため、草加は母のことが大好きだった。

2人でボートに乗っている時、ボートが転落した。草加は母に助けを求めたが、自分が生き残ろうとした母は草加の手を振り払う。草加が激流の中から岸にたどり着いた時、掌に一筋の傷ができた。その傷は長いこと癒えることなく血を流し続けた。

そのため、ウェットティッシュで手を拭くのだろう。

 

また場面が変わり、啓太郎と結花にオルフェノクが襲い掛かる。

ここで仕方なく結花はオルフェノクに変身。

啓太郎に招待がばれます。

そんな結花を優しく受け止める啓太郎。

本編と同じ流れですね。

そして結花が妊娠します。

この妊娠は、自身がオルフェノクであることがネックで真理と別れた木場の、人間とオルフェノクの共存という理想を実現させる最後のチャンスだと木場は捉える。

 

そして場面が変わり、たっくんと木場がお互いの正体を知る。

これはTV本編よりかなり早いですね。

TV版の見どころは、この2人の誤解が重なり、何度も因縁の戦いをしているとこなんですけどね。

 

そして、また時が経ち、草加は真理に拒否される。

怒り狂った草加は木場を殺そうとする。

木場がオルフェノクに変身する瞬間を真理に見られる。

 

また時が経ち、真理は流星塾の里親事件を調査する。

すると、まさかの沙耶が犯人で、しかも正体はドラゴンオルフェノク

動機はいつまでも流星塾と一緒に過ごしたいから。

サイコパスです。

これは個人的にちょっとショック。

TV版の沙耶とキャラが違い過ぎる・・・

そして、カイザは1人じゃないことを知る。

 

一方、結花に対し、複数のカイザが襲い掛かる。

木場の目の前で草加が結花を惨殺。

木場は人間に絶望し、理想と人間であることを捨てる。

(TV版と劇場版でもそうだったように、ここで木場は夢をあきらめてしまう。

ここが木場の黒い部分でもあり魅力でもある。)

しかし、妊娠した子供は無事生まれ、啓太郎達のもとに。

 

人間を捨てた木場は草加に戦いを挑む。

人間を完全に捨てたことにより、電撃態のホースオルフェノクに覚醒。(激情態とは別)

草加の四肢と下顎をもぎとる。草加は達磨になる。

「もうだいじょうぶだ。きっとまりちゃんがたすけてくれる。いつものように、ぼくの手をにぎって、たすけてくれる」

描写グロすぎ。トラウマレベル。

 

そして、たっくんvs木場へ。

(これは人間であることを捨てなかったオルフェノクと人間であることを捨てたオルフェノクの闘い。ファイズの象徴といわれる構図の最終局面。TV版の最終話のたっくん対木場と劇場版のファイズ対オーガと同列)

めっちゃ強くなった木場はファイズギアを破壊。

すると、たっくんが真理の前でウルフオルフェノクに変身。

ウルフオルフェノクの姿で木場にとどめをさす。

木場は死ぬ。

 

本編やTV版との大きな違いは、木場が自分が理想を捨てたことを後悔していないことだ。

やっとオルフェノクの呪いから解放されるという思いが強い。

たっくんもとどめをさすことに一切ためらわなかった。

木場との関係性がTV版と劇場版より浅いのもあるけど、どの作品よりも木場が一番人間を捨てたのがこの作品だからではないだろうか。

(TV版は迷いながらも、自分がどうあるべきか自分で答えをさがそうとする。劇場版は改心。小説版は死ぬシーンでオルフェノクであることをやめることができたことに安堵)

 

そしてラストシーン。

たっくんは真理を背負って歩く。

ここで、本編で語られなかった伏線2つが回収される。

①真理は流星塾時代、なぜ草加や澤田から優しいと言われていたか

これは、両親を失った火事で自分を助けてくれた男の人のように、困っている人を助けていく姿勢で正しく強く生きていこうと誓ったからです。

②たっくんのオルフェノク覚醒、ねこじた

実はこの①の男の人はたっくんなんです。真理を火事から助けたことで自分が死にます。ここでオルフェノクとして蘇り、火事が原因で死んだので、ねこじたになりました。

 

そして、雪が降る中でたっくんは真理にギターを弾いて聞かせる。

しかし、オルフェノクとしての寿命が限界のたっくん。

そんなたっくんを今度は真理が支えて歩いていく・・・

 

ここまでが、「異形の花々」という小説に収録された話で、今回の小説はこれに5年後のエピソードを追加したものです。

 

5年後、真理は夢を叶え、美容師に。啓太郎は両親を追いかけアフリカに。海堂は消える。(おそらく、オルフェノクの寿命)沙耶も消え、草加は死ぬ。

真理は1人で勇介を育てる。

しかし、勇介はオルフェノクとのハーフで、5歳なのに体が高校生。

 

社会情勢としては、オルフェノク対策委員会という公認のカイザ部隊が発足し、オルフェノクはほとんど生き残っていない。

つまり、劇場版と真逆の状態。

 

そのオルフェノク対策委員会に勇介が拉致される。

 

そこで勇介は「光る人」に変身してカイザと戦う。

オルフェノクでも人間でもない別の存在)

 

しかし、ここにオルフェノク化して復活した草加が登場。

何とスパイダーオルフェノク。(多分容姿は本編と違ってより蜘蛛に寄せた感じ)

 

勇介と草加の戦いが始まる。

草加の他にも多数のオルフェノクがいるため、勇介の劣勢。

ここでたっくん再登場。ファイズに変身し、草加を倒す。

しかし、灰化が進行し、変身できなくなる。

ここで勇介がファイズギアを受け継ぎ、ファイズとして戦う。

 

「あの時誓った正しく生きるという約束を守るために自分はどう生きればいいのか」

「巧に背負われて火事を脱出したあの時から自分は何も変わっていない」

「じゃあこの背中から降りよう。まずはそこから始めよう」

真理は背中から降りてそっと巧の手を握った。

どうするつもりだ? 巧が尋ねる

分からない     と真理は答える

でも行ける所まで、行ってみようよ。

 

これで物語の幕が閉じます。

パラダイス・ロストのラストシーンと重なって、感無量です。

主人公の真理が自分の足で生きていくことを誓い、成長して終わるという流れですね。

TV版とパラダイス・ロストは助けてもらいっぱなしだけど、小説版では、自分の足で歩くことを決意し、光を目指して歩いていきました。

 

同じオルフェノクの生き残りの海堂と沙耶は灰化したっぽいけど、たっくんがどうやって再生したのかは語られず。

個人的な推測では、真理の強い思いがたっくんを再生させたんだと思います。

 

555ファンなら絶対に読むべき一冊。

これが「真」のファイズです。

TV版と劇場版の方が面白いけどね。

 

『嫌われる勇気』 岸見一郎 古賀史健

 

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

 

 おすすめ度★★★★☆

 

【内容】

 

・世界と人生はどこまでもシンプル

・今日から誰でも幸せになることができる

・自分らしく生きる、嫌われてもいいから

 

人はみな自らが意味づけをほどこした主観的な世界に住んでいる

→世界がどうであるかではなく、自らがどんな意味付けをするか

→人生を変える勇気があるか

 

 

アドラー心理学とは

・心理学の3大巨頭の内の1つ

 

・「目的論」を採用

目的論と原因論は反対の立場

原因論:過去の原因を重視、ex)過去のトラウマから引きこもりになる

目的論:現在の目的を重視、ex)引きこもりたいから過去のトラウマを持ち出している

                →真の目的(親の注目を引くため)

アドラー心理学は過去のトラウマを否定

 

・「何があったか」ではなく、「どう解釈した」か

「大切なのは何を与えられたかではなく、

与えられたものをどう使うか」

 

・人の性格や気質はその人自身が選択している(先天的なものではない)

→再び性格を選び直すことが可能(変わる勇気さえあれば)

 

自分の性格が変わらないのは、その人自身が「変わらない」と決心しているから

→その方が楽だから

ex)赤面症だから好きな人に告白できない

→赤面症という症状を利用し、失敗の言い訳を作り、自分がフラれて傷つくことを回避

ex)学歴が低いから就活成功できない

→辛い努力をしたくない、遊びや趣味の時間を犠牲にしてまで変わりたくない

 

・自慢している人は、劣等感を感じているに過ぎない

 

・人生は他者との競争ではない

他社との比較ではなく、自分がどんな意味付けをするか

自分が自分である方が大事

他者を「敵」ではなく「仲間」としてみる

 

・「仕事」、「交友」、「愛」の3つのタスクを乗り越える

「仕事」の対人関係、親友、愛人の順で難しくなっていく

 

・「人生の嘘」・・・様々な口実を設けて人生のタスクを回避しようとすること

 

・全ての悩みは対人関係からきている

 

・承認欲求は不必要

「あの人」の期待を満たすために生きるのは疲れる

だったら嫌われていい

自分は自分、他人は他人だから他人の人生に干渉しすぎない

→「課題の分離」

 

・対人関係のゴールは「共同体感覚」

共同体感覚・・・他社を仲間だとみなし、自分の居場所を感じられること

所属間を手に入れるためには、他社に貢献する必要がある

 

・対人関係で躓いたら、「より大きな共同体の声を聴け」

ex)高校<全国の高校

 

・「自己への執着」を「他人への関心」へ変換する

自分に変えることができる部分と変えることのできない部分を見分ける

 

・「縦の関係」を捨て、「横の関係」に

「縦の関係」になることで劣等感が生まれてしまう

他者を評価しない

 

・自己肯定ではなく、自己受容

自己肯定・・・今日はたまたま運が悪かったから、本当の自分は100点

自己受容・・・60点を受け入れて、点数伸ばすにはどうすればいいか考える

ダメな部分を受け入れる勇気

 

・他者を一切疑わずに信じる

 

・目標をゴールに置いて生きるのではなく、「今、ここ」を本気で生きる

 

・人生の意味はあなたが自分自身に与えるもの

自分の道を行き、その道で他社に貢献する

 

【感想】

かなり評判がいい本で、複数の友達から勧められたので読んでみました。

結果、自分の中で新しい価値観というか考え方が生まれた気がします。

読んだら人生観変わるとまでは言わないけど、新たな視点というものを得ることができると思います。

それほどインパクトが大きいです。

ただ、本書の理論は極端すぎる部分があるので、取り入れる部分は自分の判断で取捨選択した方がいいと思います。

 

あと、承認欲求を捨てようとしても、実践してみるとこれが意外と難しいです。

時間かかりそう・・・

 

SNSの「いいね」の数に拘っている大学生におすすめです。