「ジョーカー」 感想
おすすめ度★★☆☆☆
【内容】
孤独で心の優しいアーサー(ホアキン・フェニックス)は、母の「どんなときも笑顔で人々を楽しませなさい」という言葉を心に刻みコメディアンを目指す。ピエロのメイクをして大道芸を披露しながら母を助ける彼は、同じアパートの住人ソフィーにひそかに思いを寄せていた。そして、笑いのある人生は素晴らしいと信じ、底辺からの脱出を試みる。
まさかのR15。
エロい描写なんて何一つ無いし、グロいところも少ししかない。
内容がR15なんです。
それだけ、子供に見せるべきではない映画です・・・
下手すると価値観が変わってしまうので・・・
【感想】
見終わった後の率直な感想は、胸くそ悪くなりました。
「悪の教典」も胸くそ悪くなりましたが、映画を見て気分が沈んだのは久しぶりです。
ただ、内容は非常に面白かったです。
アメリカの映画の賞を総取りしたとか何とか。
自分がネガティブな映画が好みじゃないだけです。
気分が沈んでいる時にこの映画を見ることはおすすめしません。
アーサーの持病が重く、自分が抱えている悩みなんてちっぽけだなと思わされました。
(アーサーは突然爆笑してしまう発作を持っている)
映画の会場のゴッサムシティでは貧富の格差が問題になっています。
貧民層からの不満の大きさというのは、富裕層からは想像できないものだということを思い知らされました。
口だけの政策じゃ話にならないし、ちゃんと真摯に向き合わなければならないことを学びました。