仮面ライダーアマゾンズについて
(seaon1と2はドラマ版の方を観ましょう)
俺は平成1期(響鬼、電王、ディケイド以外)が大好きです!!
あのシリアスな感じと、ストーリーの重厚感、考えさせられるテーマ、主人公の葛藤等子どもの頃はただかっこいいと思っていた仮面ライダーには様々な魅力があります。
しかし、平成2期に入ってから子ども向けのストーリーが意識され、仮面ライダーならではの良さが無くなっているらしいです。
そんな中できたのがこの作品。
昭和の「仮面ライダーアマゾン」をモチーフにし、平成1期の監督や脚本家(龍騎の)を迎え入れて大人向けに作られました。
グロいシーンとか普通にあるので、子どもにはきつい内容です。
結論から言いますと、めっっっっっっっっっっっっっちゃくちゃ面白いです!!!!
ハマりすぎて、season1、season2、映画版ぶっ通しで観ました。(約24時間かかりました)
俺が待ち望んでいた平成1期のような仮面ライダーが戻ってきました。
ちょっと昭和テイストが強いけど・・・
まず、平成1期の各作品のテーマのオマージュのようなものがふんだんに盛り込まれています。
アギト・・・「アギトになったもの」と「アギトになりたいもの」と
「アギトになってしまったもの」の物語
アマゾンズ・・・「アマゾンに人間の細胞を入れたもの」と
「人間にアマゾンの細胞を入れたもの」の物語
555・・・人間とオルフェノクの種族同士の戦い
アマゾンズ・・・人間とアマゾンの種族同士の戦い
剣・・・剣崎vs始、因縁の戦い
アマゾンズ・・・悠vs仁、因縁の戦い
キバ・・・渡と深央の切ない恋、音也と真夜の絆
アマゾンズ・・・千翼とイユの切ない恋、仁と七羽の絆
また、すごい考えさせられることが多いです。
一概に主人公が正しいわけじゃないのです。
主人公以外にも感情移入してしまいます。
自分がもし主人公と逆サイドの人物だったらと想像すると、同情してしまいますし、簡単に答えは出ません。
そんな複雑な問題に、各々のキャラが自分なりの意志で動き、自分なりの答えを見つけていきます・・・
複雑に絡み合った重厚感のあるストーリー、ミステリー小説顔負けのどんでん返しの数々、昼ドラ以上の恋愛、従来の仮面ライダーに劣らないカッコよさをこの作品で体感していただければと思います!!!