「シン・ゴジラ」 感想
おすすめ度 ★★★★★
【内容】
第1作の『ゴジラ』(1954年)が公開されてから約60年、現在までに国内で計28作品が製作され、1億人に迫る累計観客動員数を記録するなど、日本を代表するシリーズ映画として君臨する「ゴジラ」。
その人気は国内に止まらず、記憶に新しい2014年にはハリウッド版『GODZILLA』が全世界で大ヒットを記録し、日本で誕生したゴジラというキャラクターは、世界の“キングオブモンスター”として今なお人気を博している。
そして今回、日本版ゴジラ復活の声が高まる中、国内シリーズ12年ぶりとなる最新作『シン・ゴジラ』が誕生した。
脚本・総監督は、人気アニメーション「エヴァンゲリオン」シリーズの生みの親にして、日本のみならず世界中にファンをもつ庵野秀明。
アニメーションで不動の地位を築いた庵野総監督が、その圧倒的な映像表現で全く新しいゴジラを生み出した。
本作のゴジラは、史上最大となる体長118.5メートルのスケールはもちろん、国内シリーズ初のフルCGで描かれ、我々の想像を遥かに超える最強の完全生物としてスクリーンに現れる。
また、庵野総監督自ら徹底的なリサーチに基づき書き下ろした脚本は、「現代日本に初めてゴジラが現れた時、日本人はどう立ち向かうのか?」というテーマのもと、リアリティを限界まで追求し、まるでドキュメンタリーのような迫真のストーリーに仕上がった。
そして、ゴジラに立ち向かうキャストには、長谷川博己・竹野内豊・石原さとみ、その他計328人にもおよぶ、日本を代表する豪華俳優陣が集結。
さらに日本映画では異例の三監督・四班体制、総勢1000人以上のスタッフによる超大規模撮影を敢行。
日本映画界最高峰のチームが切り拓く、“まだ誰も観たことのないゴジラ”が、この夏、ついに上陸する。
【感想】
絶望感がほんとにすごいです。
絶望感を味わいたいなら視聴をお勧めします。
「バトルロワイヤル」と同じくらいです。
まず、ゴジラが形態変化します。この形態変化が、「ドラゴンボール」のフリーザか、ってくらいの絶望感です。
あと、ゴジラの第二形態がキモいしグロい!!特に目!!不気味すぎる・・・
背中からビーム出したときは、めちゃめちゃびっくりしました。これはもう絶望しました。総理とか殺されてたもんな・・・
この総理がポンコツすぎてイライラしました。
流されやすい、判断遅い、カリスマ性無し、総理の器ではない・・・
現代日本政府を象徴したような、いちいち会議を通す必要があるなど、もし災害が起きたときにはもっと臨機応変に対応して欲しいと思いました。
物議をかもしている、ラストシーンに出てくるゴジラの尻尾に人骨のようなものが見える、ということですが私も確認できました。
あれは、確かに人の骨です・・・
ゴジラが人の形態に進化して分裂する、ヒトの遺伝子を持っている、犯人の骨など色々な説がありますが、どれを想像しても恐ろしいです・・・
この映画を鑑賞して、改めて人間ってちっぽけだなぁと思いました。
人間が天下を取っているのはたまたまで、天敵がいればいつ命がとられてもおかしくないことに気付きました。
この映画はただの怪獣映画ではないです。
そればかりか、会議のシーンが半分くらいを占めています。
この映画の見どころは、ゴジラの絶望感と、それに日本政府がどう対処するか会議を通して話し合うところなので、お子様向けではないです。
大人が見たら結構面白いです!!
内閣の機能とかがめちゃくちゃリアルっぽかったです。