今すぐにでも、読んでみたい本!!
論理的思考力を身に着け、生産性を上げるための本
来年から社会人なので・・・
実際に内定先の先輩社員からもおすすめされました!
FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣
- 作者:ハンス・ロスリング,オーラ・ロスリング,アンナ・ロスリング・ロンランド
- 発売日: 2019/01/01
- メディア: Kindle版
あのオバマ元大統領も絶賛の一冊。
本質を見抜く力をつけることが出来るようです。
前に読んだことがあったけど、内容覚えていないので、再読したいです。
歴史小説を読んだ方が良いと言われるので、定番から
この中では優先度低いけど、何かにつまづいたり悩んでいる時に読んでみたいです。
こちらも優先度は低いが、読んでみたいです。
どのサイトでもおすすめされてる、心理学入門の一冊。
行動心理学を学ぶための一冊。
『ヒトラーとケインズ -いかに大恐慌を克服するか』 武田知弘
おすすめ度★★★☆☆
大学の課題で読んだ本ですが、非常に面白くすらすら読めました!!
簡単にいうとこれは、不況時に、仕事の無い人達に対し政府が投資し、何か仕事を与える(有効需要の創造)ことで、失業者を減らすべきという考えです。
【内容】
共通点を上げていくと・・・
・経済の中で最も悪いものは失業だという思想
ケインズ→有効需要の理論を提唱し、不況期は政府が財政出動をして有効需要を
創出し失業を減らすべきと考えている。
ヒトラー→ドイツ経済が破綻し、失業率が34%の中、アウトバーン等積極的に
公共投資を増やし、失業率を一気に低下させた。
・マネーゲームや投機(現代でいうFX等のハイリスクハイリターンの金融商品)を
規制すべきだという思想
イギリスもドイツもマネーゲームにより、大きな被害を被ったからだ。イギリスでは貿易超過が続いて失業者が増大し、ドイツではハイパーインフレの原因となった。ヒトラーがユダヤ人を迫害した理由の1つとして、このマネーゲーム批判がある。
(ユダヤ人は投資が得意で大金持ちの民族として有名だった)
・金本位制から脱却すべきという思想
金本位制・・・金(gold)を通貨価値の基準とし、自国の通貨と金を一定比率で
交換する制度
ドイツ経済の金融危機の原因は、金の流出にあった。実際にヒトラーが通貨制度を採用して以来、金融危機やインフレは起きなかった。
・資本主義と社会主義の中間を目指している
・格差社会の批判
・ユダヤ人と上手くいかない
ヒトラーはいわずもがなだが、意外なことにケインズもユダヤ人と因縁があった。
ユダヤ人はケインズの理論や提言を批判する人が民族的な背景から多い。
まだまだあるが、ざっと上げただけでもこれだけある。
ケインズとヒトラーという別方面の人同士を比較することで、ヒトラーを改めて別の側面から考察していくという本です。
【感想】
この本を読むまで、ヒトラー=ユダヤ人迫害というイメージがありました。
ほとんどの人がそうだと思います。
しかし、この迫害には彼の立場から考えると真っ当な理由があり、また彼自身経済面では素晴らしい政治家だった等歴史の教科書には触れられない側面がいくつかあります。
(理由があろうともホロコーストは許されるものではありません)
このように、出来事や目にすることを鵜呑みにするのではなく、他の側面からの切り口や背景があることを想像できるような人になりたいと思いました。
『伝え方が9割』 佐々木圭一
おすすめ度★★★★★
【内容】
「伝え方にはシンプルな技術がある」
→料理本のレシピのように最初はそのまま真似すればだれでも上手に伝えることができる
・繰り返し伝え方の実践練習をする必要あり
・正しい言葉遣いよりも、心に響くかどうか
・特定できる個人の言葉が強い
→個人発信力が求められる時代だから
NoをYesに変える技術
1.自分の頭の中をそのまま言葉にしない
Ex:×デートしてください
2.相手の頭の中を想像する
①相手の好きなこと
Ex:相手は急いでいるが、料理ができるのを待っててもらいたいとき
→できたてをご用意します。5分ほどお待ちいただけますか。
↑
これが相手にとってメリット
②嫌いなこと回避
Ex:芝生に入らないで→芝生に入ると農薬の臭いがつきます
③選択の自由
Ex:イタリアンとフレンチどっちがいい?
選択権があること自体相手にとってのメリット
④認められたい欲
Ex:残業お願いできますか→君の企画書が刺さるんだよ!お願いできない?
⑤あなた限定
Ex:ミーティングに来てください→他の人が来なくても、~さんだけは来てほしい
⑥チームワーク化
Ex:電気消すの忘れるな→一緒に電気を消すことを習慣化しよう
⑦感謝
Ex:領収書落とせますか?→いつもありがとう、~さん。ところでこの領収書
落とせますか?
人は感謝の言葉を告げられるとその人に応えたくなる。
名前を呼べば効果増大
3相手のメリットと一致するお願いをつくる
強いコトバをつくる技術
1サプライズ法
「!」、「そうだ、~」、「ほら、~」、「あ、~」、「信じられない、~」、
「あ、~」、「実は、~」
これを用いることで、注目を引きつけやすくなる
2ギャップ法
①伝えたいコトバを決める
②そのコトバと正反対のコトバを考え、前半に入れる
③前半と後半が繋がるよう、自由にコトバを埋める
Ex:①好き
②嫌い
③嫌いになりたいけど、君が好き
このようにギャップを作ることで、記憶や印象に残りやすくなる
3リピート法
Ex:人民の人民による人民のための~
4赤裸々法
①最も伝えたいコトバを決める
②自分の体の反応を赤裸々にコトバにする
顔が真っ赤になるほど~、手が汗ばむほど~、頭の中が真っ白に~
③赤裸々ワードを伝えたいコトバの前に入れる
人を引き込みたいときに使える
5クライマックス法
伝えたい話の前にクライマックスワードを入れる
Ex:これだけは、覚えて帰って欲しいんですけど、~
今日の大事なポイントなんですけど~
注目してほしいときに使う
読まれる長文
1.1文目に「強いコトバ」をつくる(極力短く)
2.長文のフィニッシュにも出だしのコトバを使う(ちょっと変えてもいい)
3.出だしがよくできていたらそのままタイトルに
or
サプライズワード(サプライズ法の時のやつ)+出だしの重要ワードをタイトルに
*文章全てに「強いコトバ」を作る技術を入れ過ぎない
音楽と一緒でサビがあるから、決め所で技術を使う
【感想】
とても実用的な本だと思いました。
今すぐからでも実践でき、効果も期待できると思います!
就活や告白、プレゼン、お願いをするときにとても役立ちますね!!
「伝え方が9割 2」という本も出ているので、いつか読んでみたいです!!
『「公益」資本主義 米英型資本主義の終焉』 原丈人
おすすめ度★★★★☆
今の社会のお金の流れの実態を知りたい人にお勧めです!!
ただ、読み進めるのは経済の初歩的な知識が無いと苦労するかもしれないです・・・
まず、著者の原さんがすごい方です。安倍総理に経済政策の方針等を提言したり、モルガンスタンレーの本社に呼ばれてスピーチをするような方です。
【内容】
・現在の資本主義・・・ごく少数の富豪が世界の大多数の富を保有、
どうしようもない貧富の格差
・企業経営も、出資者の富豪が短期的に利益を得るために中長期的な開発を断念することもある→会社は研究開発力を失う
・四半期ごとに利益を出さないといけない→会社は短期的に利益をだすことに追われて、研究開発に力を注げない
・現在の社会の一般論として、「会社は株主のもの」
→これは実はやばい、利益のみを追求し顧客や従業員をないがしろに
この現状を変えるための新たな資本主義「公益資本主義」
・利益追求のみならず、昔ながらの「日本型経営」を取り入れる
Ex:温情主義
・株主だけではなく、社会全体に分配
・四半期決算の廃止
・中長期的な経営、投資
【感想】
少し難しい本でした。
世の中の貧富の格差について疑問を持っている人にすごくお勧めです!!
私もこの本を読んで、現在の資本主義や貧富の格差、企業の在り方について問題意識を持つようになりました。
何か学びや見解を一つでも得たい大学生にお勧めです!!
『<自己発見>の心理学』 国分康孝
おすすめ度 ★★★★★
「全ての出来事は自分の受け止め方次第」を学ぶのに最適な本
【内容】
考え方次第で悩みは消える
出来事そのものよりも、受け止め方が大切
本田圭佑選手等メンタル強い人はみんな言っていますね
Ex:会社でやらかした→いい教訓を得た、今の時期にミスしておいてよかった
→受け止め方を変える際にその受け止め方に、・事実に基づいているか
・論理性はあるか
・人を幸福にするか
を確認
・自分の中に哲学を持っていないと、選択ができない
Ex:会社選び、行動指針
・「ねばならぬ」「べき」をビリーフ(心の中の記述)で使わない
「~したほうがよい」にする
Ex:成績が悪い人は勉強すべき→成績が悪い人は人より勉強した方がいい
・状況を変えるためには、その苦手なことを何回もして克服
Ex:ジェットコースターが苦手なら、何度も乗って克服
・自分がまず幸福になってから他人の幸福を考えればいい
自分が不幸だと、余裕が無いから
・感謝の念が無く、人からフラストレーションを与えられると最高に腹がたってしまう人は自己中心的で万能感が強い人
→克服するためには、「世の中は自分のためにあるのではない」と1日3回唱える
・「should」より「want」で
必要性が無く、大して興味もないことを「せねばならぬ」と自分で自分に鞭打ってするのは、人生を幸福にしない
・人生の瞬間瞬間を味わいながら、楽しみながら生きるのが
人生を生きるということである
目標が「ねばならぬ」思考に基づいている時は歯を食いしばって走っているので、
途中の景色が目に入らない
→目標達成したらそれまでの過程が人生に残っていないから空しくなる
・プロセス主義(目標達成志向と対極)
あるがまま賛成、冗談やユーモア賛成、息抜き賛成、強迫性反対、見栄っ張り反対、
あそび(義務や成功を度外視)賛成
・他人は自分の思い通り動かないし、同じ価値観ではないので、
他人に期待しない方がよい
「なおそうとするな、わかろうとせよ」
・人は必ず凹凸があるので、無駄に劣等感を持たない方がいい
・自分の理想のキャリアを送っている人を模倣する
・ひぼしにされたら、その大量の時間で滅多にできないことをする
・失敗したとき→今後同じような失敗を再び繰り返さないためにはどうすればいいか
考える
・役割に忠実になる
Ex:司会がうるさい人を黙らせる
・自分の価値観を相手に押し付けない
・承認欲求について
認められたらそれに越したことはない。しかし、人生ではいつでもどこでも誰からでも認められ続けるということは非常に稀。その稀を追求して失意の人生に終わらない方がいい
人に認められたいのは当然である。しかし、それよりももっと大事なのは、人生で自分のありたいような在り方をすること。人が認めてくれたらそれに越したことはないが、認めてくれなくても自分で自分を受け入れられる人生を送れればいい
【感想】
強いメンタルをつけたい人にはかなりおすすめの本です。
しょうもないことで悩まなくなり、ポジティブ思考になることができます。
超お勧めの1冊です!!!
『誰も教えてくれないお金の話』 うだひろえ
おすすめ度★★★★★
学校では教えてくれない「お金の教養」を身につけるための入門書として最適な1冊です。
高校生、大学生は必ず読んでほしいです。
お金に対する意識や考え方が変わります!!
【内容】
・お金は単なる人生を楽しむためのツールでしかない
お金を理由にギスギスするのはもったいない
・家計簿をつけて、無駄な支出を把握する
・貯金の目安は収入の2割
・貸借対照表を作って、純資産を把握
純資産を年収と同じくらいためておくと不測の事態に対応可能
・商品の価値を見極める
価値と価格は違う
・家計の見直し・・・固定費削減>無駄遣い削減>変動費削減の順に効果が高い
・感情ではなく数字でお金を見極める
・お金は稼ぐ力と管理する力に分解可能
・収入が入ったら真っ先に貯金分を引き、残りを生活費にする
・家を買うときはローンシュミレーションしてから物件を探す
・家賃200倍の法則・・・家賃×200>物件価格の場合良物件
利回り6%以上だから
・うらやむ=心病む 人をうらやむのは心の病気
人をうらやんでいたって何も変わらないし何も始まらない
・どんなにお金が増えてもお金の「正しい使い方」を知らなければお金はすぐに無くなる→むやみに生活レベルを上げるべきではない
・大事なのはお金について悩むことではなく、「考えること」
・勉強する→知識を得る→実行する→気付く→勉強する・・・のサイクルを回し続ける
・保険の見直し時・・・子供が生まれた時、子供が経済的に自立する時、家購入時、
仕事を辞める時
・子供にかけるお金・・・どんな投資よりも価値があるもの
・「教育が高くつくというなら、無知を試してみるといい」
『上昇思考』長友佑都
おすすめ度★★★★★
サッカー日本代表長友佑都選手のメンタルについて書いてある本。
私達の生活に応用できることがたくさん載っています。
特に、長友選手のおばあちゃんの手紙がとても奥深いです。
人生の本質をついた素晴らしい手紙だと思います。
【内容】
・全ての基は「感謝の心」
頑張ることができるのは、誰かに恩返ししたいという気持ち
今を当たり前に生きていることに感謝
不幸の数ではなく、幸せの数を数える
・「バカ」になる
×トガる
人と打ち解けるために有効な手段
特に相手がツンツンしている人だったら、自分から話しかけてバカになる
バカになれるのは心の余裕があるから
・弱気になったりくよくよしたら上を見上げて空を見る
・自分の弱さを自覚し、受け入れることが成長への近道
・自分が選んだ道を正解にする
・1日1つ誰かのためになることをする
・常にチームや周りの人のことを考える
自分より他人のことを大切にする
・イライラしたり心の平静を保てなくなったことはノートに記録する
・1日10分自分と向き合う時間をつくる
・×折れない心
〇ふにゃふにゃの心「スポンジのように素直に何でも吸収できる力」
・辛い時期は成長のチャンス
辛ければ辛いほど大きくジャンプできる
苦境に立たされた時は、周囲や環境の変化を期待するのではなく、自分が変わらなければならない
・ミスをしたとき→ミスの原因とどうすればそれを繰り返さずに済むのかを考える
・ネガティブなことは口に出さないだけでなく、思わないようにする
・人生の3本柱→「自分づくり」「仲間づくり」「感謝の心」
・人のことを悪く思わない・・・自分に原因があるor反面教師にする
性格が合わない上司も歓迎する→新しい考え方を吸収できるチャンス
・自分が話すよりも人の話を聴く方が大切
うまくいっているとき、調子に乗っているときは特にそう
そういうときにこそ謙虚になって人のアドバイスに耳を傾けるのがいい
・コミュニケーションの第1歩は笑顔
・どうすれば壁を乗り越えることができるかを考えながら努力を続けることによって、成長することができる
・限界(肉体的にも精神的にも)は自分が考えているよりはるかに先にある
・人生=今日1日大切に過ごすことの積み重ね
【おばあちゃんの手紙】
「命が一番、元気が一番です。心の元気が健康のもと。
心をやわらかく。苦しさを嬉しさに変える。
何があっても絶対に解決の方法はあります。
いいこと、悪いこと、喜び悲しみは表裏一体です。
今の状況を抜けるときは、人生が飛躍するときです。
一流の人の条件は、長く続けることです。
上から目線は、頭しか見えません。周りが見えません。
自分が偉いとか上手だとか思った時人生の誤りが始まります。
人にわかってもらいたいだとか、変わってもらいと思っている間はしんどさが続きます。相手が悪いのではありません。
落ち込むと後悔の念が先に立ち、失敗ばかりに目がいきます。
抜けだすにはきっかけをつかむこと。
自分の気持ちを変えるのではなく、きっかけを待って変わるものです。
そのきっかけは友人、先輩、子供、本や映画、何でもいいです。
悶々としているときは、思考回路が空回りします。
肩の力を抜いて、心に響く言葉に出逢うことです。
笑いは天の花。いっぱい笑ってください。
公私ともに中傷もありますが、すべてをバネにしてください。
嫉妬・悪口を言ってくれた人に感謝して大きくなることです。
人間万事塞翁が馬です。
お父さん、お母さんに感謝ですね。」
「日常生活でも、基礎の部分がしっかりしていればとっさのとき、何か起きた時にも、
どうにでも補えます。
ピンチを抜け出せる基礎のある人は出来、不出来が無く安定してます。
人生は順調に成功していくばかりではありません。
成功は人間の表面を飾ります。
失敗は内面を豊かにします。
人間の成長のために失敗は用意されています。
失敗には成功に劣らぬ報酬があります。
失敗を恐れて何もしないでいては、生涯失敗ばかりになります。
人は、表現する言葉を失ったときにキレます。
多くの言葉を用意して、褒めの言葉を考えておくことです。
生活は質素に、志は高く、物を大切に。
特に、自分がよく使うものは自分の分身だと思ってください。」
おばあちゃんどんな人生送ってきたんだろう・・・
そこが気になる・・・