『<自己発見>の心理学』 国分康孝
おすすめ度 ★★★★★
「全ての出来事は自分の受け止め方次第」を学ぶのに最適な本
【内容】
考え方次第で悩みは消える
出来事そのものよりも、受け止め方が大切
本田圭佑選手等メンタル強い人はみんな言っていますね
Ex:会社でやらかした→いい教訓を得た、今の時期にミスしておいてよかった
→受け止め方を変える際にその受け止め方に、・事実に基づいているか
・論理性はあるか
・人を幸福にするか
を確認
・自分の中に哲学を持っていないと、選択ができない
Ex:会社選び、行動指針
・「ねばならぬ」「べき」をビリーフ(心の中の記述)で使わない
「~したほうがよい」にする
Ex:成績が悪い人は勉強すべき→成績が悪い人は人より勉強した方がいい
・状況を変えるためには、その苦手なことを何回もして克服
Ex:ジェットコースターが苦手なら、何度も乗って克服
・自分がまず幸福になってから他人の幸福を考えればいい
自分が不幸だと、余裕が無いから
・感謝の念が無く、人からフラストレーションを与えられると最高に腹がたってしまう人は自己中心的で万能感が強い人
→克服するためには、「世の中は自分のためにあるのではない」と1日3回唱える
・「should」より「want」で
必要性が無く、大して興味もないことを「せねばならぬ」と自分で自分に鞭打ってするのは、人生を幸福にしない
・人生の瞬間瞬間を味わいながら、楽しみながら生きるのが
人生を生きるということである
目標が「ねばならぬ」思考に基づいている時は歯を食いしばって走っているので、
途中の景色が目に入らない
→目標達成したらそれまでの過程が人生に残っていないから空しくなる
・プロセス主義(目標達成志向と対極)
あるがまま賛成、冗談やユーモア賛成、息抜き賛成、強迫性反対、見栄っ張り反対、
あそび(義務や成功を度外視)賛成
・他人は自分の思い通り動かないし、同じ価値観ではないので、
他人に期待しない方がよい
「なおそうとするな、わかろうとせよ」
・人は必ず凹凸があるので、無駄に劣等感を持たない方がいい
・自分の理想のキャリアを送っている人を模倣する
・ひぼしにされたら、その大量の時間で滅多にできないことをする
・失敗したとき→今後同じような失敗を再び繰り返さないためにはどうすればいいか
考える
・役割に忠実になる
Ex:司会がうるさい人を黙らせる
・自分の価値観を相手に押し付けない
・承認欲求について
認められたらそれに越したことはない。しかし、人生ではいつでもどこでも誰からでも認められ続けるということは非常に稀。その稀を追求して失意の人生に終わらない方がいい
人に認められたいのは当然である。しかし、それよりももっと大事なのは、人生で自分のありたいような在り方をすること。人が認めてくれたらそれに越したことはないが、認めてくれなくても自分で自分を受け入れられる人生を送れればいい
【感想】
強いメンタルをつけたい人にはかなりおすすめの本です。
しょうもないことで悩まなくなり、ポジティブ思考になることができます。
超お勧めの1冊です!!!